江戸時代、『富士の見える場所に温泉は出ない』と言われていたそうです。
現実に昭和の終り頃まで、富士山の見える源泉地は存在していなかったようですし、
今でも自噴する源泉地で富士山の見える場所はありません。
昔から銭湯の壁に富士山が描かれていたのは、ひょっとしたら
『富士を眺めながらお湯に浸かりたい・・・』という、
日本人ならではの願望の表われだったのかも知れませんね。
そもそも温泉大国と言われる日本ですから、採掘をはじめとする様々な
技術の発達によって「富士の見える場所でも温泉が楽しめる」ようになったんですね。
湯~トピアかんなみも「富士の見える温泉施設」の一つです。
しかも「とっても美しい富士が見える」温泉、だと思うのです。
ご覧の写真は、7月20日の夕刻にレストランテラスから撮影した富士山です。
山小屋の灯りが点々と続く夏ならではの光景は、天候さえ良ければ、
9月中旬まで毎夕ご覧いただく事が出来るんです。
お風呂上りに夕暮れ時の夏富士を眺めながら、かき氷とか枝豆とビールとか、
いいですよ~(*^^*)
お勧めの観覧スポットは、レストランテラスの他に箱根・伊豆の露天エリアも。
二階の家族風呂『和みの湯』の露天風呂や3部屋ある個室のベランダからならば、
この光景を独占する事ができますよ!
湯~トピアかんなみの所在地「函南町」エリアから見る富士は、
数ある「富士ビュースポット」に引けを取らない美しさです。
これほどまでに稜線のバランスが美しい富士は、決して他の角度からでは
見る事が出来ません(・・・と思います)。
愛鷹山(アシタカヤマ)の左肩への重なり方も絶妙な位置です(・・・と思います)。
富士山との距離感も近すぎず遠すぎず、程よいですよね。だから圧迫感もないし、
富士がありながら空の広がりも感じられる場所です。
≪湯~とぴあ駐車場から:2016.01.08.≫
四季折々・時々刻々変化する“本物の”富士山の表情を眺められる場所にある温泉を、
是非味わいにお越し下さい。
富士サンがご機嫌斜めな時もありますが、その時はご勘弁を。
「ああ、この方角に富士山があるんだな…」なんて考えながらお過ごし下さい。
「富士山はどの方角にあるの?」という方、お近くの従業員にお尋ね下さいね。
湯~トピア従業員は、富士に愛着を持つ者ばかりですから(*^^)v
≪レストランテラスから:2016.12.31.≫
チーム63℃